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インプラントとインプラントメーカー

自動車を製造する「自動車メーカー」は世界中にあります。
インドの大手自動車メーカー「タタ自動車」が、超低価格自動車「ナノ」を発表して注目を集めましたが、なんと1台10万ルピー(約18万9000円)という価格ですから驚きです。

同じように、インプラントを製造する「インプラントメーカー」の数は、国内だけで30~40社、世界では100社とも200社とも言われています。
当院では、信頼ある世界4大インプラントに限定。
ブローネマルク、アストラ、オステム等、骨との結合性能や長期残存率において最高グレードのインプラントを用いています。Implant.JPG

1)会社・製品の信頼性

インプラントが第二の永久歯として長い年数、お口の中で機能するためのものである以上、最低でも次の基準を満たしていることが必要です。

・世界中で実績がある
・長期間に渡る臨床データがある

ところが、10年以上の臨床データがある実績と信頼性の高いインプラントは数少ないのが実情です。インプラントメーカーの担当者は往々にして「当社のインプラントは10年、20年もちます。大丈夫です!」と言いますが、よくよく話を聞くと会社設立自体が10年前だったこともあります。
当然、人体に対する臨床データが不足していることは明白です。

会社製品の信頼性
さらに、会社としての信頼性も重要です。というのも、各社のインプラントには互換性が無いのです。形状も違えば、パーツも違いますのでなんらかのトラブルが起きたとき、A社のインプラントをしている患者さまは、A社以外のパーツは使えません。極端な話かもしれませんが「会社を売却したのでパーツはありません」という状況だって起こりうるのです。

インプラントは被せ物や詰め物と違って、体内に埋め込まれるものです。粗悪な品質なものをご提供するわけには参りません。当院では特に信頼性の高いインプラントメーカーを選び、患者様の顎骨形状や、スペース、骨密度などを考慮して、状況にもっとも適したインプラントを使用するようにしております。

2)トラブルに強く、美しい

トラブルに強く、美しい01
最近流行しているインプラントの多くは「一体型」と呼ばれるタイプです。
一体型のインプラントは、安価で・扱いやすく・手術が早い(1回で終わる)、といったわかりやすい特徴があります。
それに対し、当院で扱っているインプラントは細かいパーツにわかれているため、術者にとっては難しく・手間が掛かるインプラントといえるでしょう。

トラブルに強く、美しい02

1. フィクスチャー
 顎の骨に埋める人工歯根
2. アバットメント
 フィクスチャーに連結させる部品。歯を支える役割をする
3. 人工歯
 アバットメントに装着する歯

それでは、何故このように手間が掛かるシステムを採用しているのか......。
それは、「万が一のトラブルに強い」インプラントだからです。これは、重要なポイントです。

インプラントに無理な衝撃が加わってしまったら......?

インプラントに無理な衝撃が加わってしまったら......?
万が一、インプラントが骨の中でポッキリ折れてしまったら、骨を削って、インプラントを外すしかありません。恐らく、ごっそりと骨を削ることになるでしょう。そうなると、骨がほとんど残りませんから、二度とインプラントをすることは出来ません。一体型のインプラントは、衝撃が加わったときに、どこで折れるかまったく想像ができません。

でも、チタンは強靭な金属だから、折れるなんて......。
その通りです。強烈な衝撃を受けたときに、インプラントが折れてくれなければ、骨と身体に対して更に深刻なダメージを与えるでしょう。こういったリスクがもっとも高いシステムが「一体型インプラント」です。

当院が厳選したインプラントは、どれも3つ以上のパーツに分かれています。言い換えれば、意図的に壊れやすいところを作っています。無理な衝撃が加わったときは、その部分が壊れ、衝撃を吸収しますので、大切な骨を守り、身体へのダメージを最小限に抑えてくれます。
骨の中のインプラントが無事でありさえすれば、部品を交換するだけで、元通りに使えます。

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