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オッセオインテグレーション(骨とチタンの結合)について

少々専門的な話になりますが、インプラント治療の発展は、オッセオインテグレーション(Osseointegration)という基本理論を抜きに語ることは出来ません。
オッセオインテグレーションとは、チタンと骨が直接結合することを指します。

骨とインプラントが光学顕微鏡のレベルで直接的に一体化した状態
骨とインプラントが光学顕微鏡のレベルで直接的に一体化した状態

オッセオインテグレーションは埋入後3~4週で起こり、3ヶ月後には骨との接触率がもっとも高くなります。
そのためインプラントを骨に埋入後、オッセオインテグレーションが起こるまでの間は、ある程度の期間(上顎で6ヶ月、下顎で3ヶ月)を設ける必要があります。
また、この期間は物理的な力がインプラントに加わらないよう、注意する必要があります。

1952年、この現象を発見した人物が、ブローネマルク博士(スウェーデン)です。
博士のこの偉大な発見がインプラントに応用され、インプラントの成功率は格段に向上、インプラントは世界的な規模で普及しました。

ブローネマルク博士が作り上げた世界初のインプラントシステムは、現在ブローネマルクインプラントとして、唯一40年以上の実績を持ち、世界50ヶ国以上の国々で、1000万人以上の患者さまに使われています。
もちろん、当院でもブローネマルクインプラントを使っています。

>>当院が選んだインプラント


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