トップへ » 治療方針 » インプラントの「長い」歴史 » 国内での歴史

国内での歴史

国内での歴史についても簡単に触れておきたいと思います。
国内のインプラント元年は1983年です。かのブローネマルク博士が東京歯科大学に来て自ら執刀手術を行ったことが始まりでした。

しかし、世界では長い歴史を持ちながらも、国内では新しい治療法であったインプラント治療は、普及に時間が掛かりました。
その後、ある国産インプラントメーカーがチタンではなく人工サファイアを使用したものを販売し、悲惨な結果が多発しました。失敗したインプラントの撤去を依頼されたのは主に大学病院の口腔外科です。ひっきりなしにインプラント撤去手術をしていた当時の外科の先生方の間では「インプラントは良くないものだ」との認識が広まることになり、懐疑的な見解を示す原因になっていたのです。

尚、当院がインプラント自体の品質にこだわっている背景には、こういった国内におけるインプラントの歴史が影響しているのかもしれません。


トップへ » 治療方針 » インプラントの「長い」歴史 » 国内での歴史


文字サイズ
を変更する